エマルジョン燃料製造装置
エマルジョン燃料製造装置
燃料ボイラーは、今使用の装置をそのまま使用可能。
幅広い燃焼油に対応出来ます。
A〜C重油・灯油・軽油や廃食油などが使用できます。
エマルジョン燃料〜Emulsion〜とは?
エマルジョンという技術は30年程前からある技術ですが、原油価格がまだ低価格であったり、環境への意識が希薄であり注目されませんでした。しかし昨今の原油価格高騰と地球環境問題に高い関心が寄せられ始めたために、エマルジョン燃料(エマルションともいう)の技術革新が急速に進み、燃料製造装置と添加剤によって、燃料と水をミキシング(混ぜ合わせる)して、油の粒の中に水の粒を結合させ、乳化させる技術です。
なぜ燃料と水をミキシングする必要があるのか?
不完全な燃焼では、すすの発生、燃え残ったすすの炉内への定着などで燃焼効率が次第に落ち燃料コストやメンテナンスコストの増加へとつながります。一般的な条件下では燃料を完全燃焼させることが出来ず「完全燃焼のためには最適な水分量を加えなければならない」とされています。水を加えることによってバーナーの熱で燃料の油滴内に結合された水が瞬間的に沸騰し気化・拡張します。その勢いによって油は更に細かい粒(微粒子)になります。燃料を小さな粒にする事によって、燃料がより酸素と結合しやすくなり、燃焼効率が向上します。
エマルジョン燃料の状態
W/O型エマルジョン(水の回りに、油が付着している状態)は、当社の技術により超微粒子で均一に保ちます。また、1ヶ月の期間、分離することはありません。
燃料削減の仕組み
油の粒子を更に細かく酸素との反応を促進!
細かく均一化された油滴を、水の拡張力でさらに細かくし、より酸素との結合を高め油敵の芯まで確実に燃焼する事が出来ます。
燃料コスト削減
燃焼・熱効率改善効果による、燃料使用量が削減できます。
炉のメンテナンスコスト削減
水と廃食油による燃料費の削減
環境対策コスト削減
二酸化炭素(CO2)削減
燃料の燃焼改善効果
エマルジョン燃料の完全燃焼
今まで燃え残っていた炭素を燃焼し熱効率がアップ!
炉に付着したカーボンまで燃焼出来、熱効率を改善しました。メンテナンスコストも削減出来、さらに排気熱ロスも減らす事が出来ます。
既存の設備に簡単導入可能
様々な設備に設置可能
大型 600リットル/h以上 |
※アスファルト合材プラント ※船舶 ※焼却炉 ※火葬場 ※製紙などの大規模工場 ※タービン・ディーゼルエンジン使用の発電機・コジェネシステム |
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中型 300リットル/h以上 |
※工業用ボイラー使用工場(食品工場、化学工場等) ※工業用炉使用工場(鋳物・瓦・ガラス加工・窯業等) ※病院・ゴルフ場 ※温室・ハウスを使用している農家 ※化路使用している畜産農家 ※小〜大規模ホテル・温泉旅館 |